カブ110、JA10に装着可能なLEDバルブ
カブ110は直流と交流(脈流)が混在していて、普通の直流のバイクに比べてLED化する時に少々面倒です
前後直流化するのが一番手っ取り早いのですが、それで長年使用していたらバッテリーに負担がかかってエンジン始動直後に吹け上がらない症状が出るようになっていました
というのもあり、今は出来るだけ純正の配線のまま、LED化出来るところはするように色々試しています
ヘッドライトバルブのLED化
メーターバックライトのLED化
テールランプのLED化
各種インジケーターのLED化
大体これくらいだと思います
ウインカーのLED化はまぁ気が向いたらやろうかな、程度です
見分け方としては
キーオンの状態で光る、作動するバルブ、インジケーターは直流
(ウインカーやNランプ等)
エンジン始動後に点灯するのは交流
(メーターバックライト、ヘッドライト等)
ってので大体OKです
セルモーターの負担軽減のためにエンジン始動後じゃないとヘッドライトが点灯しないようになっているバイクも多いですけどね
カブ110の脈流は-36Vが出ているとの事で、それに対応しているものであれば付きます
一応半波整流の半分直流みたいな扱いなので
LEDバルブでも無極性、12~60V対応、みたいなやつだと一応点灯はします
ただ思い通りの点灯をしなかったり、保証の範囲外だったりもするので…
とりあえず自分が使用してきて大丈夫だったもの、良かったものを書いていこうと思います
ヘッドライトバルブのLED化
以前までは直流化をして、H4タイプのLEDヘッドライトバルブを使用していました
一番明るかったのは本当に広範囲にしっかり光も広がって非常に見やすかったのですが…
やはり直流化してグリップヒーターも併用して、となると消費電力の問題が…
ヘッドライトスイッチを併用してやり過ごしていましたが、冬場の夜間になるとそれに加えてグリップヒーターも使用するのでかなりの負担なんだろうなぁ、と
同じようなものがたくさんあるので絞るのが難しかったですが
2個セット、H4、12000lmで30Wのものです
12000lmてのも左右合わせて、ってことなので1個あたり6000lmですね
明るさは抜群でカットラインもかなりキレイに出ていて値段の割にめちゃくちゃ良かったです
直流化されている方ならこれがオススメです
あるいは他のHS1バルブ装着、H4バルブ装着で直流のバイク
ここらにはかなりのオススメ
シグナスXとかは元々のリフレクターが優秀で、純正でもかなり明るくて、LED化した時も安物でも結構しっかりと明るく良い感じに照らしてくれていました
電圧も走り始めたら全く問題は無かったので大丈夫だとは思うのですが…
始動直後に吹け上がらないのがとにかくストレスだったので直流化をやめましたw
確かにめちゃくちゃ明るくて見やすいのですが、消費電力を考えたらハロゲンとそこまで変わらなかったですしね…
直流化して
ヘッドライトスイッチを付けて夜間だけ点灯
日中使いがメイン
って方には良いと思います
ちょっと前にエンジン始動直後吹け上がらない、というのでバッテリーを交換しましたが
ヘッドライト周りを純正の交流状態に戻したら一発で改善しました
これからの季節はグリップヒーターも使いますし、交流状態で使えるヘッドライトバルブを色々と試してみました
で、とにかく色々と使用してきた結果
ちゃんとしたメーカー品に落ち着きました
PIAAが出してくれました
MLE7という品番です
HS1で直流、交流対応の無極性
消費電力が驚異の5W/6W
それでいて値段も高効率ハロゲン並みの3000円ちょっと
メーカー品らしく1年保証付き
今まで試したLEDバルブを合わせたら何個買えたんだろう…w
商品説明より抜粋
PIAA DUALBEAM LEDヘッドライトバルブ MLE7
■Highビーム時にLowビームが同時点灯
■直流/交流 どちらにも対応/極性フリー/ 2輪専用に開発された最新バルブ
■純白6000Kと高視認性のLEDにより、見やすさがアップ。バイクのお手軽チューンナップに最適
■1年間保証:安心の1年間保証付きLEDバルブ。高い品質と最適な性能の証です。
■10G耐振バルブ:2輪特有の振動に対応する10Gの高い耐振性能を誇ります。
■低消費電力:約8割カットわずか5Wほどで点灯できるエコ性能(参考HS1:純正バルブ35W / H6M(PH7相当):純正バルブ25W
※適合のご注意
本製品は、純正バルブと比較してサイズが異なる部分があります。
ご購入前に、灯具内のスペースが十分にあるか寸法をご確認ください。
※ヘッドライトハウジング内寸との干渉によりスーパーカブ、モンキーへの装着はできませんのでご注意ください。
との記載はありますが
JA10のスーパーカブでは大丈夫そうです
色温度は6000kです
左右に追加しているLEDポジションが6500kとかだったかな
それに比べたら青白さは少な目で普通のホワイトって感じですね
純正ハロゲンバルブとの比較
ロービームの比較
比較のために一度純正バルブに戻してみたのですが…
明るいのに慣れているとやはり暗いですね…
画像で見たら十分そうに見えますが、走行したら暗くて怖かったです
って事でとりあえずの比較ですが、必要十分な明るさがあると思います
爆光を期待したら肩透かしは食らうかと思いますが…
5Wなのを考えたらかなり良いですよ
カットラインは少々斜めに、左上にちょっと光が漏れている感じ
元々ヘッドライトがちょっと傾けて付くようになっていますしある程度は仕方ないかな、と
右上とかにグレア出てしまっていたら対向車直撃するのでそうなっていたら即外していましたねw
他の交流対応バルブよりも配光は十分に実用的でした
何個も試しましたが、スポット的にしか照らさないものが多かったです
真ん中だけ明るかったり、照らす範囲がやたら狭かったり、と…
アイドリングで結構点滅するのはまぁ仕方ないです
ハイビームの比較
ウリであるアシストハイビーム
5Wから6Wになるだけなのでハイビームは1W増えるだけなのでそこまで明るくないです
そして結構遠くを照らしてしまっている
ロービームの部分はそのままで、一番奥の黄色い看板が反射しているのが分かるかと思います
全体的に上方や遠くの方の光量も上がっている感じでしょうか
ただ街中で実用的かどうかと言われると微妙かな、と…
ただ街灯の一切ない山道とかなら遠くの反射板とかも反射してくれるので使えるかな
光軸をどちらに合わせるかによるかとも思います
自分がしばらく使ってみて全く問題なく使用出来ている
一年保証
消費電力大幅低減
ってのでオススメ出来ます
純正の状態でポン付けでLED化したい場合には選んでおけばまぁ失敗は少ないかな、と…
他の中華製品とそこまで価格差があるわけではないので(+1000~1500円くらいしか変わらない)
それくらいの値段でPIAAが買えるならこっちでしょう
消費電力も5Wで圧倒的省消費電力ですし
昼間でも真っ白で明るくて、被視認性も結構高そうです
メーターバックライトのLED化
交流対応のT10バルブってのも少ないですし、普通のLEDバルブだと耐えられずすぐ切れます
で、何となく試しに使ってみたら純正状態でも問題なく使えるLEDバルブを発見したので一応これも書いておきます
無極性でキャンセラー内蔵、ってのだと大丈夫なのかもしれません
キャンセラー用に抵抗が使われていて、それのおかげで過大な電流が流れないから使えるのかな、と
詳しくは分かりません
そんなの知ってるよw当然だろw
と言われるかもしれませんが、自分にとっては試してみて大丈夫でちょっと嬉しかったので…w
2カ月くらい毎日使っても大丈夫だったのでご紹介がてら…
抵抗を使っているので発熱や消費電力軽減にはあまり効果が無いかもしれませんが
ヘッドライトなんかに比べたら大した差ではないですし
光り方も拡散される感じでムラが無いですし、純白というよりちょっとだけ電球寄りかな
値段も安いですしね
直流のウインカーインジケーターにもこのバルブを使用しています
ムラなく照らしてくれて昼間でも非常に見やすいです
ナンバー灯にも良いかもしれませんね
ちなみにメーターバックライト用では2個必要になります
安いので自分は予備も含めて10個ほど買っておきました
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません