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バイクでOBD2接続、スマホをサブメーター代わりにして遊びながらデータ解析

2024年11月7日ADV160,JOG125,PCX125,X-ADV,カブ110,バイク用品,バイク雑記,日記

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そういやこれ書いてなかったな、と思い出した…

最近のバイクだと故障診断用カプラー付いているのでそこに変換コネクタを接続して先端にOBD2のドングルを接続
あとはスマホでBluetooth接続してアプリを使ってサブメーターにしたり、アプリによっては加速テストなんかに使えたり

PCXとかカブ110なんかだとタコメーター無いのでそれの代わりになります

メーカーや車両によって見れるデータは違ってきますが回転数と油温か水温とかはほぼ見れます
PCX用、カブ用にタコメーターを付ける手間と費用を考えるとカプラーオンで費用も安いのでオススメです。

一昔前はホンダ4P用とかホンダ6P用とかスズキ用とか色々とあったけど今は各社統一されて6Pのものにしておけば間違いないです。

JK05のPCX、JOG125、ADV160は6P
RC95、2019年式のX-ADV4Pでした
JA10のカブ1104Pだったかな

数年前から6Pタイプに統一されたみたいですが、大体バッテリー付近にあるのでカプラー形状を確認した方が確実です。

接続方法

カプラーオンなのでこれといって注意点は無いのですが…
メーカーや車両によっては常時通電してしまう可能性があるのでドングルを付けてLEDが点灯していないか要確認

PCXやADV160、X-ADVは接続しても通電はしていなかったですがJOG125はキーオフにしてもLED点灯していたのでドングルのACC対応の12番ピンを折ってハンダ付け、テールのACCに接続しました

ただそれでも点灯していないだけで暗電流流れてる可能性もあるのでテスターで計測するか、使用するときだけ接続するのが確実です。
ドングル外すのも1秒あれば出来ますから。
スイッチ付きのモデルを選ぶのも良いかと思います。

多少の暗電流なら毎日乗っていれば特に問題出ない程度でしょうが、たまにしか乗らない場合に一ヶ月とか放置したらバッテリーが弱る可能性もありますので。

必要部品

・車両に対応した変換コネクタ
・OBD2ドングル(ELM327)
・スマホとスマホアプリ


変換コネクタはキタコとかからも出ていて、OBD2ドングルも安いやつだと1000円以下。

安いので初期不良品とかもありそうなので、車とかでも使う、他の車両でも頻繁に付け替えて使う、とかだったらそこそこの良いやつを選んでも良いと思います。

自分のは3個買って3個とも正常に作動していますが
種類によってエンジン始動しないと拾ってくれないドングルもあったりしたので…
そこらへんの細かい違いはよく分からず…
買ってみるまで分からんです

あとはスイッチ付きのものもあるみたいなので暗電流が心配な場合にはそういうのを使うのが安心だと思います。

あとはスマホですが、自分はずっとAndroidなのでブルートゥースで接続していますが、iPhoneだとwifi接続じゃないと出来ないのか、でもiOS対応っていうブルートゥースのモデルも出たので対応したのかは分かりません

その点は要注意

最近の車種ならこれでほぼOK
800円とか900円で買えます
自分は3年前くらいアリエクで安く調達しましたが今はAmazonでも安く買えるので…

キタコからも出ています
高いですが違いは買っていないので分からんです

X-ADVで使用していたのはこの4Pタイプ
ちょい前のホンダ車はほぼこれだと思います

他メーカーのちょい前のとかもまたカプラー形状とか位置が違うとは思いますが、使える車両用のアダプターは大体出ています
年式とかによって変わってくるのでとにかく現物確認必須です

ドングルに関してはELM327で検索して出てきたやつを買うだけです
ただ自分が買っていた頃に比べるとかなり値段が上がっていました
数百円で買ったんですが今は1000円ちょいだったりしますね
それくらい出すならスイッチ付きだったりちょっと性能良いのを買う方が良いかもしれないです

スイッチ付きの物でも1100円くらいだったのでこっちのが良さそうですね

初期不良や相性とかもあるかとは思うので口コミとかを参考に色々と見て決めるのが良いかと思います
自分はとりあえず安いのを何個か買い集めていただけなので…w

関連商品とかたくさん出てくるのでその中から自分で選んで買いましょう

wifi接続モデル
この辺はiPhone使っていないので分かりません

JK05のPCX125に装着

メットイン前方、バッテリー横のカプラー接続、6P
キーオンでLED点灯。

JOG125に装着

メットイン後方のバッテリーボックス内のカプラー、6P
キーオフにしてもLED点灯

加工してキーオンでACCから通電してLED点灯するようになったけど見えない暗電流は計測していないので毎日乗らない場合には外しましょう。
暗電流計測して大丈夫そうならそのままでも良いかと。

RC95、X-ADVに装着

車体左側、後方のサイドカウル内にあるカプラーに接続、4P
キーオンでLED点灯
装着したまま一ヶ月放置しても問題無し

ADV160に装着

JK05のPCXと変わらず、6P

OBD2スマホアプリ

自分はCar Scanner ProとTorque Proを併用しています。

無料版ももちろんあるのでそちらで試して合う方を選ぶのが良いです。
どうせ長い事使うから、と自分は有料版を買っています。
買い切りなのでずっと使えるのを考えたら特に高い出費でもないかな、と思ったので。

両方ともログを残せるのでそれを出力してPCでExcel使ってグラフ化して比較、って感じにも使えます。
ここらへんはもっと詳しく紹介してくれている方もいるので省略。

Car Scanner Pro

・スクーターとかに乗っていて変速回転数とかを記録したい
・加速タイムを細かく計測したい
・スマホだけで解析したい

って場合にはCar Scannerが良いです

データ記録、という項目から回転数と速度の結合グラフを選ぶとこんな感じのグラフになります。
駆動系セッティングする場合には最適。

ログを出力してExcelに入れてグラフ化して比較したのがちょい前のドクタープーリーの変速回転数のグラフです

あとは加速テストという項目があるので、そこで計測したい速度を追加して、あとは加速するだけです。
中間加速も計測出来るので細かく設定すると更に駆動系セッティングも煮詰められると思います。

ただメーターの画面が味気ないのがサブメーターとして使う場合にはちょっと物足りない
設定によってはラグが多かったりするので細かく設定変えたりして試すのが必要かと

Torque Pro

サブメーターとして活用したいという場合にはメーターの配置、デザインがかなり自由に見やすくカスタム出来るこちらのがオススメ
個人的にはTorqueのが接続が簡単で勝手に繋がってくれてレスポンスも良好なのでこっちのが楽です。

ログも設定次第で更に細かく取得出来ますが直感的に簡単に使える感じではないかな…
色々と見れて使い道はありますが自分はこちらのTorque Proに関しては走行中のサブメーターとして使っています。
使い慣れればどちらでも似たような使い方が出来るので、まずは無料版でアプリを色々と試すのが良いと思います。
他にもたくさんOBD2用のアプリもありますからね。

データの活用方法

スクーターの駆動系セッティングに使う
(体感とデータの内容を合わせるとかなり自分好みのセッティングにたどり着きやすいです)

タコメーターが無い車両でサブメーターとして活用

故障コードの取得、消去
(使ったこと無いですが)

パーツ交換して加速タイムを計測

他にも色々と出来て可能性は無限だと思います。
どうせ使えるなら使った方がバイクライフもカスタムも楽しめるので良いですよ